2003 フローターマスターズ・トーナメント
2003/6/1 @茨城県・牛久沼(西谷田川)
レポート by:王 惠龍
  • 2003 フローターマスターズトーナメントの第3戦が6月1日に茨城県・牛久沼(西谷田川)で開催されました。 台風崩れの熱帯低気圧の通過やポストスポーンの時期をむかえて釣果が心配されましたが、F.B.I.の皆さんは悪条件をものともせず、見事フィッシュゲット率63%を達成しました。
  • 当日は曇りのち晴れで、水はややニゴリでした。
  • そんな中でアシ打ちに専念した菊地氏がビッグフィッシュをゲットして今期初優勝。 2位は前回大会に続き藤井氏、そして3位には山形県より参戦の神戸氏が入賞しました。
フォトレポート
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ウィニング・パターンの解説

優勝: 菊地 明彦 氏
  • エリアは上流、細見広場が狭まった入口付近西側のアシです。
  • リグは4インチヤマセンコーノーシンカー(紫・青ラメ)。 フォール&ステイで狙っていきました。
  • バイトの多くは、所々背の高い密集したアシの張り出した風裏側であり、5キャッチ、入れ替え1本でした。
2位: 藤井 将之 氏
  • 前日の台風の影響のせいか川の本流筋は若干の濁りが入っていたので、流れの裏になる場所を探すことにしました。 西谷田川の上流に上がったところ、幸い川の両サイドのアシ際の水が非常にクリアだったのでアシの奥を流すことに専念できました。
  • 1匹目は柔らかい底のパラアシで軽い根ガカリの最中のバイト。 その魚にはアシに巻かれてバラシた後、逃げていった方向に投げたら またすぐにバイトしてきました。
  • 予想外の場所で意外な釣れ方をしたことで、その後のキッカケをつかむことができました。 その後3本追加して入れ替えはナシ。
  • 釣ったのは、4”センコーと4”カットテール、それぞれノーシンカーとテキサスで色はスモーク&チャート(?)。(同じ袋の中で染まった色)
  • アシが入り組んだワンドの奥や地形がV字の溝になったような場所には良い確立で魚がいたように思います。  口を使ってくれるまで少し時間がかかりましたが、そこに魚がいると信じやすい状況だったので粘ることもできました。
3位: 神戸 俊郎 氏
  • プラクティスの段階では非常に渋く、魚が捕りにくい状況でしたが、葦の奥には魚の気配があり、これを信じて葦に賭けるつもりでした。
    ただ、まともに魚が捕れていなかったため、ストロングな場所が不明…長距離移動を避けて、細見橋から河口までのエリアに限定、さらに、風表になるスタート対岸側の葦で、奥行きのある所を狙いました。
  • 釣り方としては、3インチパワーホッグのテキサスリグをフリッピングで葦に入れる…スタート直後は、葦の奥を狙い、着底後はステイを長めに取っていました。 しかし、風が強くなったとたんに1匹目、2匹目を連続してゲット…両方とも着底後すぐのバイトでした。 その後は、風が強く吹く短い時間を効率よく釣るため、風が弱い時は、良さそうな葦には手をつけず、強く吹いた時にステイ無しで手早く釣り、トータル7本(ノンキー含む)捕りました。