2004 フローターマスターズ・トーナメント
2004・10・31 茨城県・外浪逆浦
レポート by:王 惠龍
エイリアンが一人混ざっています。 誰だかわかるかな?

F.B.I.フローターマスターの2004年度の最終戦は10月31日に茨城県の外浪逆浦にて開催されました。
あいにくの雨模様の天気でしたが、フローターマスターがこの1戦で決まるだけあって、たいへん熱い戦いが繰り広げられました。
そんな中、見事にただ一人だけリミット+ビッグフィッシュをゲットした神部氏が優勝し、2年連続でフローターマスターを獲得しました。 2位は長谷川氏、そして3位には小田氏が入りました。

←入賞者の皆さんを囲んで参加者全員で記念撮影です。 悪不天候の中でみなさんお疲れ様でした。
フォトレポート
写真をクリックして拡大した写真とコメントをご覧ください。
ウィニング・パターン
優勝: 神戸俊郎 氏
  • ここしばらく、台風の影響で、増・減水を繰り返していた外浪逆浦・・・葦を中心としたシャローのストラクチャー周りは減水の影響がデカイので、メインから外し・・・水深に余裕のある、常陸利根川と外浪逆浦の合流点にあるテトラ帯とその対岸のリップラップ帯を狙っていました。
  • 増水で一気にシャローへ差した魚達・・・減水した後でもシャロー側に残って居付いているのはマメ・・・デカイのはストラクチャーを離れて周辺をウロウロしている・・・そんな状態をイメージして・・・テトラやリップラップのアウトサイドエッジを徹底的に狙いました。
  • リグはロッククローのネコリグ・・・日が射してきた時はライトグリーンパンプキン、曇っている時はカスミスーパーの2色ローテ・・・「1等地で粘ればいつか魚が来てくれる」と信じて狭い範囲を何回も流し、テトラで1本・・・リップラップへ移動してからは、粘る間も無く速攻で2本・・・タイミングがバッチリ合った感じでラッキーでした。
  • 最後の魚が今回のBFになったのですが、本当にしびれる1本でした・・・こういうのってトーナメントでしか味わえない感動!トーナメント未経験者の方、来年ご一緒にいかがですか?楽しいっすよ!マナーさえしっかりしてれば腕や装備は関係ないです。お待ちしております。
2位: 長谷川和雄 氏
  • 外浪逆浦は、ほとんどやったことがなかったので、しっかりしたプラをしたかったのですが出来たのは、二週前の日曜のみ・・。 台風明けの増水プラス当日の風で半日も出来ませんでした。
  • 魚を捕った場所はスタートエリアからみて、鰐川河口の対岸、100メートルぐらいの短い葦のストレッチです。 水深は50センチぐらいだったのでロングディスタンスピッチングでプレッシャーを与えないように撃っていきました。 リグはラバージグ、トレーラーはポークフロッグ、色はブラックパープルです。
  • 普段は、葦をあまりやらないのですが(めんどくさいから嫌い!)午後に水温が上がり、いい感じに風が当たっていたので、撃っていったらいい結果になりました。
3位: 小田浩史 氏
  • 釣った場所は2本とも与田浦の水門の東側の葦で、リグは3"パワーバルキーホグの7gテキサス。 色はウォーターメロン・パンプキンのツートンです。1匹目はフォーリングで、2匹目は葦に引っ掛けてシェイクしている途中にバイトしてきました。
  • 前の週プラでは台風の増水からどんどん水位が下がっている状態だったので、プラで釣れた葦はあてにならないと思っていましたが、トーナメント当日前夜からの雨で水位が少し回復したので、プラで釣れた水深の良い葦に入ることにしました。
  • 予想通りすぐに2匹は釣れたのですが、一番期待していたナサチンと、時合いで葦のえぐれから出てくる感じがしたスタートエリア西側は不発に終わり、2匹のウェイインとなりました。