フローターマスターズ・トーナメント 2005
2005・5・22 福島県・桧原湖
レポート by:王 惠龍

フローターマスターズ・トーナメント2005の第3戦はまだ春浅い福島県の桧原湖で開催されました。
今年の裏磐梯は雪が多く、遅くまで雪代が湖に入ったため、水温が低く、魚の活性も今ひとつでした。 そんなタフコンディションの中、ラージのサイトフィッシングをメインパターンとした藤井氏が優勝、2位にはウェイマスター制度をフルに生かしたパターンを展開した長谷川和雄氏が、そして3位には宮崎氏が入賞しました。

←入賞者の皆さんを囲んで参加者全員で記念撮影です。 みなさんお疲れ様でした。
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ウィニング・パターン
優勝: 藤井 将之 氏
  • 場所はいかり潟といかり潟出口の島周りです。 プラではラージのサイトに絞り、丸一日バスの観察をしました。
  • 推測ですが、ラージの行動にも2種類あって、カバーの下に隠れて縄張り意識が強い個体とスクールでシャローを意識しながら特定のコースを回遊する群れが居ると思いました。 回遊バスは特定の場所を頼りにしながらたまにフィーディングしているようにも見えたので、その場所を数箇所チェックしました。
  • 当日のいかり潟は混雑が予想されたので、勝負は人のプレッシャーが掛かる前だけだと思っていましたが、運良くチェックしていた数箇所に人は居ませんでした。
  • ルアーはスワンプクローラーのノーシンカー。 魚に気づかれる前にキーになる場所に遠投することを心がけました。
  • 9時くらいまでにラージ3本掛けて、うち2本をキャッチした後、スワンプやアライブシャッドのノーシンカーでスモール3本をキャッチしました。 シビアな状況だったのでラージ2本でも優勝できるかもしれないと思っていたんですが、結果、このスモールに救われた形になりました。
  • あの状況で独自の作戦を組み立てて、スモールで1600g近く揃えた長谷川さんには感服です。
2位: 長谷川 和雄 氏
  • 桧原湖戦は前日にプラをしました。 赤土エリア、月島、二子島など、広範囲にチェックしたが、1バイトのみ・・・ぶどう島付近。。。南側より、北側の方が生命感がありました。
  • プラの感じでは、例年のGWといった感じ・・・。 スポーニング前のスモールは、動きが速く、スクール性が強い。 今までの経験上、どんなに低水温でも、朝一は絶対、シャロー指すこと、そしてプラグにしか反応しないこと・・。
  • 当日は、ぶどう島付近のシャロー、その後北上の予定でしたが、ウェイマスター制度があることに気づき急遽、志願。 チャプターがあったため朝の1時間はかなりうれしく、もう釣れている気分でした。
  • 釣れたのは、スタートから15分後、ぶどう島の4mライン、7時までに3本、7時30分までに2本、入れ替えも2本できました。 その後チャプターのスタートと同時にエリアは撃沈・・・。 もう、終わってました。(まだ8時・・笑)
  • リグは、パワーダンクとベイト]のトリプルイルージョンです。 完全に勝てる!と思っていました。 藤井さんの2本目ラージ・・・・。 やられました
    ヨ・・・。
  • 最後に順位は2位だったけど、トーナメント中のダブルヒット!!たまんないっすよ!!。
3位: 宮崎 幸治 氏
  • 前日のプラではノーバイト、全く居場所を見つけられませんでした。
  • 当日も様々な場所へ行き、釣り方も色々試してみましたが、反応が無く時間だけが過ぎていきました。
  • 残り時間が少なくなってきたので、戻りながら3.5gのハンハンジグ+ハンハントレーラーでドラッキングしていたら、スタート地点沖の3mラインで終了1時間前にやっと待望のアタリが。
  • 慎重に釣ったこの1本で入賞することができたので、1本の大切さがわかった1日となりました。