フローターマスターズ・トーナメント 2005
2005年9月4日 福島県・真野ダム
レポート by:王 惠龍

フローターマスターズ・トーナメント2005の第6戦は初秋の雰囲気がただよう福島県・真野ダムにて開催されました。今年の真野ダムは水量が多く、魚のコンディションもなかなか良かったので高いキャッチ率が実現しました。
優勝は初参戦の長澤氏。 真野ダムをホームレイクとする強みを生かしてF.B.I.記録を更新しての快挙でした。 2位にはクリアレイクで強みを発揮する村上氏が、そして3位にはどんなフィールドでも強い藤井氏が入賞しました。

←上位入賞者を囲んでの恒例の記念写真。 初優勝の長澤さん、おめでとうございます。
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ウィニング・パターン & コメント
優勝: 長澤 哲也 氏
  • トーナメントでは事前に絞り込んでおいた階段対岸の岬&ブレイクに入り、打ち始めたのですが、4時間ノーバイト。
  • さすがにホームレイクでNFは恥ずかしいだろうということで私は必死に大橋に向かって漕ぎ、そして11:30大橋橋脚カットテール6のジグヘッドワッキーで一本目が5M位でフリーフォルからカーブフォールした瞬間に喰ってきました。
  • その後、立木エリアに入り水深6MをGグラブのライトテキサスのボトムをズル引きで2本目、これが3本の内のトップウェイト!! NFから優勝できるかも、に変わった瞬間でした。
  • 最後は階段手前の水路内に侵入しGグラブライトテキサスボトムズルズルで3本目のキロUP!
  • 今回入れ替えしまくって4キロまでウェイトUPしてあっさり勝ったなんて思われると色々危険なのですが、遅い時間から3本獲ったのだから運もかなり良かったです。
  • 大会中色々みなさんに仲良くしていただいておまけに優勝までしちゃって楽しく無いワケがないじゃないですか。 いままで釣りやってきて一番緊張したし、その状態で魚を釣った瞬間かなりシビレました。 今日はかなり苦戦しての勝利なので一生忘れない思いでになりました。 本当にありがとうございました。
  • 今回使用したタックルは: Sフロロ4lbジグヘットワッキー4”カットテールグリパン、Sフロロ6lbジグヘッドワッキー5.75”カットテールグリパン、Bフロロ8lbテキサス2.7gGグラブグリパンです
2位: 村上 光規 氏
  • 前日からプラに入り、シャロー・岩盤・ディープと半日掛けて試した結果グットサイズが獲れたスタートエリア南側2〜4mのシャローに入り一日張り付こうと決めていました。
  • プラの際に、そのポイントについて優勝した長澤さんと少し話をしていてもしや被ったかなと少し心配したいました。 蓋を開けて見れば、全く違うポイントでした。 結果は、・・・。 さすが地元です。 他にも良いポイントを持っていましたね!
  • 入ったポイントには石積みが有り、4〜0mと一気に隆起していて、一日を通して魚が居そうなポイントでした。 あまり大きくない石積みで、一人入ってしまったらお仕舞いになるため、少しでも早くポイントへ入るためにノンオールで出ることに。
  • 7:30頃には3本揃えましたが、2kgには達していない状態。 その後、雨と風が強まってきた頃から、持ち込んだサイズに入れ替え成功。 その魚は全て、スワンプクローラー(グリパ)の根っこリグ。 着底後、ワンアクションで喰ってきました。 その後、あれこれと試したものの入れ替えには至らず終了。
  • FBIトーナメントに参加して、初めての入賞で感激してます。 いつもは入賞者のコメントを聞き、そうだったのか・・・。 と反省するばかりでした。 今回は、自分の選んだポイントを信じ、釣りに集中出来てとっても良い結果が出せました。 また、この2日間にいろんな事があり、とっても楽しいトーナメントでした。 皆さん有難う御座いました。
3位: 藤井 将之 氏
  • プラは2日間入りました。  初日は目に見える一級ポイントのみ(インレット、メインチャンネルに面した岬と岩盤)、 2日目は、下流域の4mラインをメインに、真野ダムのビッグフィッシュを含める良いプラができました。
  • 好調のプラの中で気づいたことは、魚は広い範囲に居て、魚がスレている場所とそうでない場所があること。 そこで、一級ポイントで何度も打ち込んで、周辺を行き来するデカイ魚が口を使うきっかけを待つか、チャンネルブレイクの2〜5mラインをダウンヒルでランガンして、中程度の魚を単発で狙っていくか・・・スタート直前まで悩みました。
  • 悩んだ末、メインチャンネルに近い岬と岩盤を下流から上流に向けて、橋までランガンすることに決めました。
  • また、魚とのファーストコンタクトを重視して、先行者が留まって釣りをする場所を避けるようにしました。
  • キーパーは移動しながら4本キャッチ。 場所、釣り方ともにバラバラなので決まったパターンはなかったのですが、今思うと、チャンネルブレイクとスタンプがキーだったかもしれません。
  • その後終了間際に、プラで良いサイズの魚を釣ったチャンネルのアウトベンドで1本入れ替え。
  • メインに使ったルアーは、ロッククロー(シナモンブルーフレーク)にフラスカートを接着したネコリグと5”ヤマセンコー(スモーク)です。
  • 自分が好きなリザーバーの釣りで、しかも真野ダムのビッグフィッシュを期待しつつ3日間楽しく釣りができました。  ありがとうございます。