フローターマスターズ・トーナメント 2005
2005年10月2日 茨城県・牛久沼(稲荷川)
レポート by:王 惠龍

フローターマスターズ・トーナメント2005の第7戦おなじみの牛久沼、稲荷川にて開催され、31名のエントリーがありました。
トーナメント当日は快晴で魚の活性が低く、いかに少ないバイトをフッキングに持ち込むかが要となりました。
結果、秋の牛久戦では抜群の強さを誇る藤井氏がビッグフィッシュを含むトップウェイトを持ち込んで優勝。 2位には今期安定した成績を残している田山氏が入り、そして3位には手堅い釣でキーパーを揃えた飯塚氏が初入賞をはたしました。

←上位入賞者を囲んでの恒例の記念写真。 優勝して今期のフローターマスターを確定した藤井さん、おめでとうございます。
フォトレポート
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ウィニング・パターン & コメント
優勝: 藤井 将之 氏
  • プラは一日入りました。 水や植物に少しだけ秋の気配を感じつつ、アシの表面とアシ手前を早い釣りで展開すると簡単に釣れることが分かりました。 ただ・・・釣れる魚は驚くほど同じサイズばかりで、すべてが400〜500g。
  • これだと牛久では勝てないと思い、土壇場で作戦を変更。 風が吹くまでは沖のオダでクランキング、風が吹いてからはアシ奥のシェードに残る魚狙いに切り替えました。
  • 1本目は9:30頃、細見広場のオダでOSP ブリッツ(金黒)でキャッチ。 風が吹き始めた頃に上流まで大きく移動して下流に向けて流しました。 11:30頃、アシ奥から待望のビッグフィッシュをキャッチ(4”センコー)。 キャッチの瞬間、久しぶりに手が震えてました。
  • その後も、「勝つためには、あと1本はキロフィッシュが必要」だと自分を追い込みながら、集中して狙うもそのまま終了。 前日プラで周囲の好調を聞いていただけに、まさかの結果に驚きました。 優勝はもちろん、今まであと一歩届かなかった念願のフローターマスターを獲り、今は最高の気分です。 ハードスケジュールのなか、毎回大会運営をしてくれている王さん、それと釣りに理解し協力してくれる家族に感謝します。
2位: 田山 康洋 氏
  • 前日牛久到着が午後になってしまい、その時すでに風が強く稲荷川河口でしかプラが出来ず、しかもノーバイトだったので昨年同様、西谷田川で釣りする事に決めました。
  • 当日は、西谷田川河口から釣りを開始し、細見広場上流までノーバイト、細見広場上流入り口の杭にセンコウのノーシンカーをズル引くと、ようやく一本目キャッチ、その後、ポンプ場近くの沈み杭で同じ釣りをすると、2本目キャッチ。 しかし、この魚は、フックをの飲まれてしまったため、すぐに弱りリリース。 そしてまた、同じ場所で同じ釣りをすると、2本目キャッチ。 その後は、他の杭でも同じ釣りをするがノーバイト。
  • 12時半近くなったところで、帰りの時間を考え、戻りながら釣りをする事にし、西谷田川河口近くの立ち木に、センコウのノーシンカーをキャストしフォールさせると、すぐにバイトが有りこれで三本目キャッチ。
  • ルアーは全て4inヤマセンコウでカラーは一本目はスモーク/ブラックフレークで二本目以降はファンタグレープ/スモールブルーフレークでした。
  • 今年は、まだ桧原湖でしかウェインしていなかったので、今大会は、一匹でもウェインするする事を目標に参加し、結果的には、苦手なマッディシャロウのトーナメントで、初のリミットメイクに2位のオマケ付、とても嬉しい結果となりました。
3位: 飯塚 賢一 氏
  • プラは前日に入りました。 スタート地点付近、本湖と流しひたすら葦を打ち通ずけるも、全くのノーバイト。 そのうち風も強くなり、早めの終了。 全くプランも立てられず、頭の中真っ白状態。 マタシテモNFの影が・・
  • 本戦当日は、ルアーを変えました。 プラの時は、ラバージグメインでしたが、テキサスにかえサイズも少し小さめの、3inに変えました。 これが良かったのか、朝から反応が良く、昼前には、リミット達成。(こんなの始めて) 午後になり、戻りながら2本キャッチ。 これを入れ替え終了。 5本キャッチ、3本バラシと申し分ない結果でした。
  • 何が良かったのか本人も分かりませんが。 ルアーのサイズと色(パワーバルキーホグ モエビ3in シンカー3/16)が良かったのか、最初の3本は葦の根元のエグレが、キモになりました。
  • 新艇に乗り換え2戦目で3位入賞、とてもうれしいです。