フローターマスターズ・トーナメント 2006
2006年7月23日 茨城県・霞ヶ浦(東浦)
レポート by:王 惠龍

フロターマスターズ・トーナメント2006の第5戦は7月23日に茨城県の東浦で開催されました。 トーナメント当日は天候も穏やかで心配された強い夏の日差しは無く、若干タフながら良いトーナメントとなりました。
ほとんどの選手がバスを1本ゲットするのにも苦労していた中、夏の霞ヶ浦では滅法強い長谷川氏が見事キーパーを揃え、優勝。 2位にはビッグフィッシュを持ち帰った神戸氏が入賞。 そして3位には河田氏が初入賞を果たしました。

←入賞者の皆さん。 左から河田氏(3位)、長谷川氏(優勝)、そして神戸氏(3位)。 入賞者のみなさん、おめでとうございます。
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ウィニング・パターン & コメント
優勝: 長谷川和雄 氏
  • プラは、1週前、前日、2日間入りました。
  • 1週前は、週末の猛暑のおかげで、水温29度・・。 とりあえず川に行かなくては・・、恋瀬川をスルーして薗部川へ(恋瀬川は激戦区なので・・)すぐに800gが釣れた!。 河口から2キロ、スタートエリアから8キロ、さすがに無理かも・・あきらめまし た。
  • 午後からジャカゴエリアをチェックしました。 シャロー側のコの字型の囲み杭と、沖まで伸びるウッドパイルの、シャロー側でキロアップ、複数のバイトがありました。
  • 前日は、大増水・・。パターンがぁ・・・、と思いつつ仕方なく冠水したアシをチェック。 ノーバイト!!。 自分に風が吹いているのでは・・・。
  • 当日は、迷わずコの字の囲み杭、ウッドパイルエリアへ。
  • 風が吹き始めた10時ぐらいから、バタバタ釣れ、11時半にキッカーがきました。 8フィッシュ、2入れ替えでした。
  • リグは、スピードクロウの3/8テキサスリグ、シナモンパープルです。 フォールにしか反応しないので、フリップ、ショートピッチングでスピーディーに攻めました。
  • 例年より遅いテナガえびの産卵、東の風、増水、・・。 いろんな要素が噛み合い、ハマリました。。
  • 最高のトーナメントになりました。。。 ありがとうございます
2位: 神戸俊郎 氏
  • 今回はプラの時から良い釣りができていて、水深1.0m位までのシャローで、水門が絡んだ所にはかなりの確率でよい魚がついていると感じていました。 
  • 水門を釣るのではなく、あくまで水門の絡むシャローっていうのがキモだったように思います。
  • また、だだっ広いシャローとか、葦奥に水門があるっていうのもNGで、チャンネルなりブレイクがしっかりとあって、その上にシャローと水門
    が乗っかっている・・・そんな場所が良かったようです。
  • で、プラの時は、両極端な展開で、タイミングさえ合えば、大きい奴でも簡単に口を使ってくれるのですが、これを外すと、そうとうにこすっからい釣り方が必要に・・・で、朝一、ウェイマスターの特権を利用して、楽に拾える魚をシャロー
    クランクで・・・その後は、そこにデカイのが居ると信じて打ち尽くす作戦でした。
  • 結果は、ウェイマスターの特権なんて関係無しで朝一外し・・・狙っていた水門はどこもかしこも、えさ釣りでいっぱい・・・ダメダメな展開でしたが、手長エビを意識して打ちつづけたAVALANCHEのノーシンカー・・・12時過ぎにようやくきてくれました。
  • プラで見つけたBFパターンを本番で再現できて、非常に楽しいトーナメントでした。  
3位: 河田健太郎 氏
  •  「トーナメント前日が東浦初釣行になってしまったので、恋瀬川だけにポイントを絞ってプラしました。
  •  前日までの長雨で大増水だったので、魚は葦に差しているかなと・・・。
  • それから、プラの時にエビをたくさん見かけたので、エビパターンかなと・・・。
  • そんな訳で本番は、濁りが無くて、水深のある葦の根元に、パワーホグ 4inch (シナモン/ブルーフレーク)の1/2oz テキサスをリフト&フォールで、ラン&ガンする事にしました。
  • 河口から500m位上流で朝イチに一本取れたので、そのまま上流に上がって行ったのですが反応無かったので、 また同じ場所に戻り、11時頃に追加する事が出来ました。
  • 難しい霞ヶ浦でウェイイン出来ただけでとにかく満足です。」
  • いやぁ〜、パターン解説って気分良いですね! これまではウェイインする度に妄想で解説してたので・・・(恥)。
  • 一年に一度はお立ち台に立てる様に、これからも頑張ります!