フローターマスターズ・トーナメント 2005
2005・6・19 茨城県・外浪逆浦
レポート by:王 惠龍

フローターマスターズ・トーナメント2005の第4戦は初夏の霞ヶ浦水系の外浪逆浦にて開催されました。
今年の霞ヶ浦水系は水量も多く、魚のコンディションもなかなか良く、この水系では久しぶりの高いキャッチ率が実現しました。
多くの参加者が魚をゲットする中、ノンオール出場を選択した藤井氏が見事前トーナメントに続き連続優勝を果たしました。2位には霞水系では強さを発揮する横山氏が入賞、そして3位には前トーナメントでもベスト3入りを果たした長谷川氏が入賞しました。

←2トーナメント連続優勝の快挙を達成した藤井氏。 あめでとうございます。
フォトレポート
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お詫び:表彰式前後の写真撮影の際にレンズに水滴が付いてしまいピンボケになってしまいました。 申しわけございません。(撮影者:王)
ウィニング・パターン
優勝: 藤井 将之 氏
  • プラではアシ撃ちを中心にしましたが、600g程度の傷が多い魚ばかりでした。
  • 良い魚はすでにアフターからの回復状態に入っているようでしたが、釣る方法が分からなかったので、これらの魚がシャローに差すと思うタイミング(朝一か天候が変わった瞬間)に賭け、ノンオールでスタートエリアを釣る作戦でした。
  • 幸いノンオール艇が少なく、朝一のスタートエリア周辺を独占できたので一時間で3本揃えることができました。
    さらにアシの岬を回って1本追加、常陸利根川手前のアシまで移動して一本追加。 8時までに5本をキャッチできました。
  • 釣ったルアーは、カットテール4”とロッククローのネコリグ、CB200(ゴーストアユ)です。
  • その後、ビッグフィッシュを狙いにミオ筋、ハードボトムブレイクを釣るも鋭いバイトがあるのみ(たぶんキャットフィッシュ?)。
  • 10時近くになってライブウェルを見たら、魚が2匹浮いていてあせりました。あわてて釣りをやめて必死の蘇生作業を約1時間。。。一時は目が白くなってエラも止まりましたが、願い叶って生き返ったのでホッとしました。 その後もウェイインまでずっと魚の看病。
  • この苦労の甲斐あって(?)の優勝は、思い出に残る大会になりました。
2位: 横山 晴彦 氏
  • 釣った場所は外浪逆浦と常陸利根川が合流する辺りから与田浦水門のワンドまでの護岸際、ロボリーチ(色:AYU2)のダウンショットのフォーリングでした。
  • スタート後、先ずは「水通しの良いシャロー」とお思い、外浪逆浦と常陸利根川が合流する南岸のゴロタエリアへ入りました。 マイブームのマスクバイブを投げると直ぐにバイトはあるもののなかかなフックアップせず、おかしいな!?と思いつつも投げ続けるとキャットフィッシュが・・・その後もバスが混じることを期待して粘るが10本程のキャットを釣ったところで護岸際着水直後のフォール中に待望のバスがヒット。
  • キャットとの楽しい時間からふと我に返るとともに、これがヒントとなり、得意のリーチで護岸際を流し始めました。 が、なかなかバイトがなく、あれこれ考えながら流している中、打ち直しをした時にやっとのバイト。 更にこれがヒントでフォールに反応?と思い、攻め方を「流し」から「30cm間隔の刻み打ち」に切り替えて魚を揃えました。
  • 今回は運良く2度のヒントを大会中に得られたために上位入賞できてラッキーでした。 最近、怠け癖がついて「プラ無し」での参戦続きでしたが、このヒントを前日に得ていればもう少し楽な展開、より良い試合運びができたのかなぁ・・・と反省。 今シーズン、残す試合は初心に返ってちゃんとプラを行おうと思いました。
3位: 長谷川 和雄 氏
  • 外浪逆浦は、昨年のトーナメントで、地形、カバーなどを、把握していたのでプラなしで行くことにしました。
  • エリアは、鰐川(北浦水系)、神宮橋の手前の、掘割川まで行きました。 釣れたのは、水門、水深のある護岸、葦とリップラップの複合エリアです。
  • リグは、エスケープツイン(テナガえびカラー)5/16オンス、テキサスリグ、フォーリングバイトでした。
  • バラシが多く、ミスばかりでした。。